建築・アートの所感ノート

建築とアートの作品、展覧会、書籍などの感想を共有します。

2016-01-01から1年間の記事一覧

講演会 三分一 博志「風、水、太陽」TOTOギャラリー間, 2016.4.15, イイノホール

三分一(さんぶいち)は以前から気になっていた建築家だ。本人が話す姿をみられて嬉しかった。淡々とした話し方であったが、自らの建築に対する強い意思を感じた。講演中は何度も自然の美しさを礼賛していた。そのような思想が「地球と一体化する建築」「建…

海外旅行の準備(タイ)

タイのお寺めぐりをしてきた(5日間)。 これからタイへ遊びに行く人、タイに限らず、海外旅行の経験が少ない人にとって参考になれば嬉しい。 まずは準備。これまで10回以上の海外旅行経験から準備も洗練されてきた。 《航空券》 Expedia でタイ国際航空(NR…

読書感想:磯崎 新『磯崎 新 建築論集 全8巻』「第8巻 制作の現場――プロジェクトの位相」岩波書店, 2015

ついに最終巻を読み終えてしまった。今まで「〜全集」というタイトルの本を全巻読んだことは無かった。それだけ磯崎の論考に刺激されてのめり込み、わたしにとって『磯崎 新 建築論集 全8巻』は特別な本であった。 第8巻は代表的なプロジェクトが時系列でま…

読書感想:磯崎 新『挽歌集 建築があった時代へ』白水社, 2014年

磯崎の交友関係の広さには驚いた。トップクラスの人たちは、みながどこかで繋がっている。今なら Facebook だろうか。建築家、写真家、芸術家など書籍や彼らの仕事を通して、特によく知っている人たちに対する文章が興味深かった。巻末には書き下ろしもあっ…